アムステルダムの午後・Canals of Amsterdam


”アムステルダムの午後
(カイゼル運河)”よりトリミング
2009年
ゴッホの絵はあまりにも強烈でした。
カラスに覆われた空の絵は
鬼気迫るものがあります。
純粋に生きると言うことはそんなにも
苦しいことなのかもしれないですね。
(ヨーロッパでのスケッチブックより)


1994年7月9日

ロッテルダムからアムステルダムに入った。

'T Anker Hotel!? YHとちがう・・・。

でも何故か落ち着く。Barの子がカッコイイ・・・。

雑然とした店の感じと人種の多さが安心するの

かもしれない。

アフリカンもアジアンも他の街とは

ちょと違う雰囲気を感じるのはオランダ特有の

ものなんだろうか・・・。


チェックインを済ませたあと

早速ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)へ行った。

ゴッホだけの絵を集めた美術館。

最後のほうの部屋には自殺するまでの

3か月ほとの間の絵が時系列で展示してあった。

なぜ死を選んだのか・・・

彼の自画像の数と自殺する間際の絵が息をつまらせる。


”芸術と現実”の葛藤のお化けが襲ってくる。

純粋に求めれば求めるほど矛盾が生まれて・・・。

自分の立ちいちがわからなくなる。

最近は言わなくなったのかもしれないが

社会の枠からすこしはみ出てみようと思ったとき

どうやって食べて行くつもり?とよくきかれた

”カスミを食べて生きる”つもり”と何度か人に言われたことがあった。

北海道に拠点を移すと決めたときは

”ドングリを食べる”と笑い話にしようと言っていたけど

今でも”ドングリ”ではだめなのかな・・・と思う。








人気の投稿