”Rediscovery” 2011 ”パリの一日の始まり”

”パリの一日の始まり”(2011)より
トリミング。

パリの朝、パン屋を探しならが
ぷらぷら歩く。
バケットをかじりながら
またふらふらと歩く。疲れたら
カフェで一休み。なんかいい。
前回ブログ”Rediscovery” 2007 ”虹色のパリの空”からの
つづき・・・。


シャンゼリゼ通りで声をかけてきた紳士は

『エッフェル塔はどっちの方向でした?』と

なまりの強い英語で聞いてきました。

エッフェル塔はすぐこの先なのに、なんか変だとは

思いながらも教えてあげると、

車に乗って案内してくれないかと頼まれ、

パリに舞い上がっていたのか・・・

高級車を信用してしまったのか・・・

私は車に乗ってしまいました。


旅の途中沢山の人に助けてもらっていたので

少しは恩返しできればと言う気持ちとあいまって

ある意味とても気分よく案内をかって出たわけです。

エッフェル塔まで・・・何の問題もなく高級車に乗って

そこで”さよなら”のはずでした。


車はエッフェル塔近くの駐車場に入って

止まりました。

ここで気持ちよく”さよなら”のはず・・・が・・・

その紳士が神妙な顔つきで

『じつは、パリで展示会を終えて、

これからミラノまで帰らなくてはならない

でもクレジットカードを落としてしまってガソリンが足りないので

お金を貸してくれないか?』


”やられた”と思いました。


”旅はまだ残っている・・・

お金がなくては続けられない・・・”



どうにかこの状況を切り抜けなければ・・・。




Part 3 につづく・・・。





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