2016年2月20日土曜日

未完成の誘惑


雑誌EastSide用挿絵(2009)

頭の中は未完成の宝庫です。
ドキュメンタリー映画を見ました。

貧困の地域に2カ月間そこでの人々の暮らしと

同じ条件で暮らす。

よくあるパターンなのかもしれませんが、

ドキュメンタリーと言うだけで十分に何かひかれるものがあります。

”良し悪し”はあると思いますが

『カメラがとらえたこの時間を見て、あなたはどう

思いますか?どう感じますか?』には間違いは

なさそうです。

メッセージがギラギラ詰まった作品にはない

?マークの余韻を感じます。

きっと絵にもそんな部分があるのだと思いますが

なかなかそこまで行きつけません。

ピカソの作品の中で完成なのか未完成なのか

わからない作品があります。

NYの美術学校の同じクラスのおじさんが

『あれはわざと未完成にしたんじゃないんだ、

どうやって完成させるか分からなかったんだ』と

言ってたようなことを以前に描きましたが、

何十年たっても何をもってこれで良しとしたのか

わからない事が議論になるピカソの試みこそが

ARTなのかも知れないですね。